アジアを生きる東京人の備忘録

アジアを生き、地球を旅する。割り込まれても。痰をはかれても。ボラれても。全く見当違いの道を教えられても。白人から売春婦と間違われても。強く生きる。

韓国ソウルから水原①:韓国民俗村へ地下鉄一号線と路線バスでの行き方

そうだ!韓国ソウル市から水原市まで行こう!

韓国ソウル滞在中、予定が変更になり、急に時間が空いたので、今までずっと行く機会がなかった水原まで行くことにしました。世界遺産に登録された水原華城や、昔の伝統建物に民族舞踊などを披露する韓国民俗村などがある街です。水原華城は日が暮れても回れるのに対し、民俗村は冬場は17:30、夏場の週末でも19:00に閉館してしまうので、まずは韓国民俗村を目指すことにしました。

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充分な下調べをする時間もなく、wifiも持っていませんでしたが、地下鉄1号線に乗っていけば水原に着くという知識だけあったので、地下鉄に飛び乗りました。

結論から言うと地下鉄での水原までの行き方は時間もかかるので余りおススメしません。タイミングが合えば高速鉄道KTX水原駅まで行く方法をおススメします。

更に水原駅から民俗村までも、私は無料の直行シャトルバスではなく、路線バスを利用していきましたが、これも時間がかかるのでおススメしませんw

ゆっくりノンビリ旅したい方、もしくは私のように一般の観光客の時間帯を外してしまった方のために一応書いておきます。

 

ソウル駅から水原駅まで地下鉄1号線

ソウル駅から水原方面へ行く一号線は、九老(구로)という駅で、仁川(인천)へ行く路線と、新昌(Sinchang)신창へ行く路線とに分かれます。

水原へ行くには、新昌(신창Sinchang)行きか、餅店(병점Byeongjeom)行きの電車に乗ります。それ以外は水原駅には止まりませんので注意。九老駅で下車して水原駅に行く電車に乗り換えましょう。私はお昼位にソウルから地下鉄に乗って、結局1時間掛かりました。

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Google マップ

 

ソウル駅から水原駅までは、地下鉄一号線で所要時間大体60分強1,950ウォン(交通カード1,850ウォン)。

高速鉄道KTXを使う場合、特急列車のセマウル号は所要時間は30分で4,800ウォン、ムグンファ号でも30分で2,700ウォンです。

ムングファ号ですと地下鉄との料金は100円弱しか変わらないので、タイミングが合えば、高速鉄道をおススメします。

私の場合、高速鉄道の本数が少ないお昼時で、丁度ムングファ号が出てしまった直後で次の快速電車は一時間後発でしたので、時間がかかる各駅停車の地下鉄一号線で行くしかありませんでした。

 

水原駅前のバス停

出かける前に唯一チェックした韓国民俗村の公式サイトには、「水原駅の5番出口の50m前方のバス停から市バスに乗る」と書かれています。指示通り水原駅で5番出口を探すとエレベーターの出口でした。地下からそれに乗って地上階に出ましたが、エレベーターは両側に2台どちらの方面からもでるので「50m前方」という「前方」がどっちなのかを探すのに時間がかかりました。分かりにくい!

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↑こちらが水原駅前ロータリーの地図です。黄色い丸の番号が駅の出口番号。緑色の四角い番号はバス停番号です。

行くべきバス停は、駅のビルを背にして、駅前ロータリーを正面に見て左手にあります。5番出口を出たら、4番出口方面に歩いた先の1番のバス停です。駅前にはいくつものバス停があり、それぞれのバス停に1番から10番まで番号がふられています。民俗村や水原華城へ行く市バスも、民俗村への無料直行バスも、上記地図で左手にあるバス停1番から出発します。(写真に矢印でバス停と書いておきました)

バス停1番の目の前には、無料の市の観光案内所があるので、水原華城のパンフレットももらっておきました。

 

水原駅から韓国民俗村までのバス

水原駅から韓国民族村へは無料のシャトルバスが出ています。この無料バスは、水原駅前1番のバス停手前、観光案内所の真正面から発着します。10:30、12:30、14:30の1日3便で、直行シャトルバスは30分ほどで民俗村へ着きます。下の写真が無料直行シャトルバスです。白地にオレンジのラインが入っています。

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 丁度私が到着したのは午後1時で、無料シャトルバスを逃してしまったので、路線バスで行くことにしました。この路線バスは1時間弱掛かりましたので、時間が合えば必ず無料直行シャトルバスをおススメします。

韓国民俗村公式サイトでは、路線バスで行く場合は、37番と10-5番という2本のルートが記載されていましたが、観光案内所の方いわく民俗村へ行くのは37番だけとのことです。確かによく見直すと、10-5番バスは遠回りで、民俗村近くのナゴク村で下車しそこから徒歩になるようです。民族村までは乗り入れていないようですので注意。

 

バス停での路線バスの乗り方

バス停の屋根の下の電子表示板スクリーンには、それぞれのバス番号と、あと何分で到着予定という表示が出ているので便利です。何本ものバスが止まりますので、バス停の真ん中くらいに陣取り、自分の乗るバスを見逃さないように注意します。

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左端の数字がバスの路線番号、右端がバス到着までの分表示です。分は韓国語で「분」と書きますので、7분とはあと7分という意味です。最下段に「곧도착」とあるのが、もうすぐ到着するバスの番号です。

37番はすぐに来ましたので、バス前方のドアから乗り、運転手さん手前にあるカード読み取り機で、韓国の交通カードであるT-Moneyカードをかざします。バスは水原駅が始発で、韓国民俗村はこのバスの終点です。幸い椅子も空いていたので座り、バスは市内のメインストリートを抜けていきます。

まさか、このあとに突然の交通事故に巻き込まれるとは、夢にも思っていませんでした!!