アジアを生きる東京人の備忘録

アジアを生き、地球を旅する。割り込まれても。痰をはかれても。ボラれても。全く見当違いの道を教えられても。白人から売春婦と間違われても。強く生きる。

上海 浦東国際空港 無料Wi-Fiを使うには⁉

海浦東国際空港で無料Wi-Fiを使うには?2018年4月最新版

海浦東国際空港は、Wi-Fiが無料

海浦東国際空港では、無料で使えるWi-Fiが飛んでいます。

SSID名は #AirportPVG-Free-WiFi です。

但し使用にはユーザー登録とパスワードが要求されます。

 

Wi-Fi設定画面でこのSSIDを設定し、ブラウザーを立ち上げて任意のページを開くと、無料Wi-Fiへのログイン画面が出てきます。その最初の画面で2通りのパスワード取得方法を選ぶことができます。

 

1、自分の携帯番号を登録して、その番号宛のSMSでパスワードを受け取る

2、インフォメーションカウンターか、キオスクでユーザー名とパスワードを受け取る

 

搭乗口の待合エリアなどで、電源をチャージできるソケット付きの椅子がありますが、そこにも以下のような案内板で、無料Wi-Fiの使い方が説明されています。

f:id:emise:20180428141837p:plain

1、携帯番号を登録してその番号宛のSMSでパスワードを受け取る

この方法は、中国で使える携帯を持っていれば可能です。日本の携帯電話を持っていて、通話が可能な状態であれば、国際SMSショートメッセージは受け取ることが可能です。空港の無料Wi-FiSSIDに接続し、出てきた以下の画面で、左下側の「Login via SMS」をクリックします。

f:id:emise:20180428144618p:plain

すると、携帯番号を入力する画面になります。

海外から日本の番号へつなげるには、日本の国番号である81を最初に入力、そのあと日本の電話番号の最初の0を省いた番号を入力しなければいけません。

 

例えば自分が持っている日本の携帯番号が

「090-1234-5678」ならば、

「+81-90-1234-5678」と入力します。

 

国番号の部分はスクロールで選択できるようになっていますので、「日本」を探すしてスクロールするか、そのまま81と入力します。その後に最初の0を省いた番号を入力します。入力後は制限時間が逆カウントされていきます。成功すると、すぐに以下のようなSMSテキストメッセージが携帯に届きます。※ちなみに発信先の+86という番号は中国の国番号です。

f:id:emise:20180428144447j:plain

届いたパスワードを制限時間内に入力すれば、無料Wi-Fiが使えるようになります。

 

この方法は、中国のSIM入り携帯を持っているとか、中国に滞在していて日本の携帯が既に国際ローミングで電波を拾っている状態であれば、すぐに使えます。

乗継など中国に到着したばかりで日本の携帯ですぐに使いたいなどという場合、国際ローミングで中国キャリアを指定しても、SMSを受け取れる状態になるまでには、しばらく時間がかかることがあります。その場合は、下記のインフォメーションカウンターや自動パスワード発券機を使いましょう。

2、インフォメーションカウンターかキオスクでパスワードを受け取る

インフォメーションカウンターは以下の場所にあります。

★上海浦東国際空港 ターミナル1★

搭乗ゲート17番と18番の間付近

★上海浦東国際空港 ターミナル2★

搭乗ゲートD73番付近

 

自動バスワード発券機キオスク端末は、以下の場所に設置されています。

★上海浦東国際空港 ターミナル1★

 搭乗口8番と9番付近、搭乗口19番と20番の間付近

★上海浦東国際空港 ターミナル2★

 国際線搭乗口D75番、国内線搭乗口C58番

 

キオスク端末、無料Wi-Fiパスワード発券機の使い方

f:id:emise:20180428152039p:plain

まずは自動パスワード発券機を探します。写真はターミナル1の搭乗口19番付近のものですが、機械が意外と小さく、先に使っている人がいると見逃しやすいので注意しましょう。

f:id:emise:20180428155218p:plain

无线网络自助取号机(旧:無線網絡自助取号機)Wi-Fi Kioskと機械には書かれています。

f:id:emise:20180428173440p:plain

スクリーンには「身份证ID card、护照passport、台湾通行证Taiwan pass、港澳台通行证HongKong,Macao and Taiwan pass 」のいづれかの身分証明書をスキャンして、パスワードを取得してくださいと書かれています。通常日本人がここで使える身分証はパスポートのみですので、「护照passport」と書かれたパスポートを選択します。

f:id:emise:20180428174158p:plain

パスポートをスクリーン右下のスキャナーに、顔写真ページを下にして置き、機械に読み取らせます。

f:id:emise:20180428174521p:plain

読み取りが成功すれば、スキャナー左側の「取号口」と書かれているところから、ユーザーIDおよびパスワードが記載された紙が出てきます。

f:id:emise:20180428174607j:plain

SSID: #AirportPVG-Free-WiFi

账号Username:ユーザー名

密码Password:パスワード

まずはWIFIの設定画面からSSIDに接続し、出てくる画面で「via Info Counter/Kiosk」をクリック、

f:id:emise:20180428175318p:plain

そのあと紙に書かれたユーザー名とパスワードを入力すれば、WiFiにアクセスすることができます。

f:id:emise:20180428175532p:plain

Wi-Fiにつながっても、中国では使えないサイトが沢山⁉ 中国の情報検閲システム

注意しなければいけないのは、Wi-Fiにつながっても、中国では政府のインターネット情報検閲システム、通称グレートファイアウォールによって情報遮断されています。グーグルやLINE、FacebookYouTubeTwitterなど外資のサイトやアプリをブロックしていますので、それらは使うことができません。日本のYahooは以前は使えていましたが、2018年4月現在YahooのフロントページやYahooニュースはアクセスできても、検索をかけるとファイアウォールに引っ掛かり動かなくなってしまいました。

例えば日本から持ち込んだ携帯でブラウザー検索エンジンを初期設定でグーグルにしていると、検索機能をそのものを使うことができなくなってしまいます。iPhoneもデフォルトの検索エンジンGoogleになっています。そういった場合、検索の設定画面から初期値を別の検索サイトへ変更しましょう。中国で一番使えるのは、もちろん中国ブランドの検索サイト「百度Baidu」です。この中国検索サイトを使っても、きちんと日本語で日本語ページを検索をしてくれます。

 

iPhoneの場合、まず使用言語に中国語を追加します。

設定>一般>言語と地域>言語を追加>IPHONEの使用言語の中から「简体中文―中国語(簡体字)」を選択>完了>iPhoneの使用言語を中国語に変更しますか?の画面で、「日本語のまま」を選択

 

★日本語のiPhoneですと検索エンジンは「Google, Yahoo, Bing, DuckDuckGo」の四択ですが、上記の設定変更で使用言語に中国語を追加したことで、中国の検索エンジンが追加されるので、設定画面から中国系検索エンジンに変更します。

設定>Safari>検索>検索エンジン>「Google, Yahoo, Bing, Baidu, DuckDuckGo, Sogou, 360 search」の中からBaiduを選びます。

 

★設定の変更が難しい場合、URLの直打ちで http://www.baidu.com と入力します。

 

※Sogou(捜狗)も中国第二位のサーチエンジンです。

※私は普段中国内ではVPNを使っていますが、空港の無料Wi-Fi使用中はなぜか使えませんでした。空港には別にフィルターがあるのかもしれませんので、元々VPNも使えないと考えておいた方がいいかもしれません。